術理解説

一撃離脱戦法
敵に一撃を与え即退避するという戦法の総称であるが、
特に航空機同士の戦闘において一撃離脱戦法と言えば、
敵機上空より急降下し、敵機とすれ違い様に射撃を与え、
そのまま通りすぎ降下していくという戦法である。
第二次大戦より、いわゆる格闘戦が得意な機体に対し、
アドバンテージを取る方法として編み出され、
その後、ミサイルによる戦闘が主流になってからは廃れ、
宇宙開拓時代後は、優れた戦術家やパイロットであっても知らぬ者が多くなった。
だが、優れた感性を持つ戦士であるならば、必要な状況下になれば思い至るであろう。
優れた戦術とはそういうものである。