◆ 「夢…」 気がつけば、全身が汗まみれだ。 俺は、夢の中で、親友の、宮田を、犯した。 抵抗する、かよわき肉体を、ただひたすら、壊す様に、犯した。 その感覚はあまりに生々しく、 擦れる腹や、ふともも、そして、あいつの女性自身の感触が、俺の身体にまだ残っている。 何で、あいつなんだ…? いや、能岡を犯す夢だって、見たいとは思わないが…見るとすれば、能岡の方じゃ…? 俺は、宮田を能岡の代用品とか思っているのだろうか? もし、能岡が手に入らなければ、宮田でも、とか…? 俺は、そこまで最低な奴だったのだろうか…? ただ、おっ立っている俺の男性自身が、妙に汚らわしく感じた。 また再び眠りにつけば、あの夢を見てしまうかもしれない… 次は優しくできるだろうか…? そう思って目を閉じたが、今度は特に夢は見なかった。
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