その後も度重なる銃撃を掻い潜り、反代理派の連中を伸していき、

ようやく、研究棟の最深部、第七研究室に辿り着いた。

「ここか… まあ、他の部屋も見たが何も無かったし、ここで間違い無いのだろう」

「気をつけろよ、何が潜んでいるかわかったもんじゃない」

「そういう相手こそ、俺の仕事だ」

俺は、ドアに歩み寄り、取っ手に手を掛けようとした。

「…!」

だが、妙な気配を感じ、手を引っ込めた。

「どうした? 怖気づいたのか?」

「…! 来るぞ! 伏せろ!」

俺は、木ノ下の頭を床に思いっきり叩きつけた。

「またかよ、いってえな!」

その瞬間、ドアが思いっきり大きな音を立て破壊され、中から得体の知れない何かが飛び出した。  

 

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